住まいのイメージづくり2
「収納を考える」 ~収納もバランスが大切~
間取りをイメージするときに、後回しにされがちなスペースが2つあるそうです。
その1つが収納スペースです。
せっかくマイホームを新築しても、雑然と物であふれている家では快適には暮らせませんので、収納を考えることはとても大切なことです。
必要な収納の広さを知る方法が2つあるそうです。
1つ目は家の面積×○%や、家族の人数×○坪といった係数計算方式です。
物を執着せずに捨てることが出来る、断捨離精神タイプの方はこの方法でもいいと思います。
ですが、私のように物を捨てられない、勿体無い精神タイプの方には2つ目の方法をおすすめします。
2つ目は、体積計算方式です。
将来購入する物も予想して、次のように計算します。
・ 先ずは、収納する物を洗い出します。服、布団、本、バック、CD・DVD・・・。
・ 次に、その中でも大きさ別に分けます。例えば、本なら文庫本、新刊、A4サイズの雑誌・・・。服ならコート類、Yシャツ・・・。
・ 次に、それぞれを収納するときの状態に揃えて、長さや体積を計ります。共通性の無いものは、ひとまとめに収納したことをイメージして計ります。
・ 最後に、その長さや体積を参考に、収納スペースの広さを計算します。
私も3つ目の方法で計算してみましたが、12畳の納戸が必要だと分かりました。
さほど重要でないものを収納するために、200万円以上を費やして大きな納戸を造ることの方が勿体ないということに気づきました。
断捨離精神と勿体無い精神をバランスよく持ちながら分別し、もう一度計算したところ「4.5畳の納戸+アイディア収納」で足りそうです。
お陰で収納に予算をかけないで、快適な家ができそうです。
家づくりを考えている方の参考になればうれしいです。
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