「物干しを考える」 ~デザイン性と機能性もバランスが大切~
間取りをイメージするときに、後回しにされがちなスペースが
収納スペースともう一つが、物干しスペースです。
物干しスペースを考えなかったために、こんな失敗をしたご夫婦がいたそうです。
ご夫婦は、有名な建築家に依頼して、スタイリッシュでかっこいいデザイン住宅を依頼しました。
半年ほど経ち、あと少しでマイホームが完成するという頃には、かっこいいデザイン住宅を建てているとご近所でも評判になっていたそうです。
そのころ、奥さんが気づかれたそうです。
「洗濯物を干す所がないじゃない!」と・・・

仕上げ工事はほとんど終わっていましたから、間取りを変えることは出来ませんでした。
敷地いっぱいに家を建てましたから、庭にも物干しスペースは作れません。
スタイリッシュでかっこいい住宅ですから窓も小さめです。
建築家と試行錯誤したようですが、結局、いまは窓という窓から洗濯物が吊るされています。
天気のいい日には布団を干しますが、布団が窮屈そうに窓枠に挟まれるように干されています。
せっかくのスタイリッシュでかっこいいデザイン住宅が台無しです。
かっこいい家が、かっこ悪い家になってしまいご夫婦はショックだったそうです。
ただそれだけでは終わりませんでした。
それよりも大変になったのは夫婦喧嘩が増えたことだそうです。
原因は、機能性の悪い家のため家事が大変になり、奥さんの家事ストレスが増えたことにあるようです。
わかる気がします。
家中の南側の窓に洗濯物を運んで干して、また移動して干す。夕方は取り込みにまた窓を巡る。
これが毎日のことですし、おまけに洗濯物の乾きが悪いでしょうから、かなりのストレスでしょう。
さらに、デザイン性重視の家だから、収納スペースが少ない、食品庫が無い、掃除がしにくい、掃除用具入れが無いなど、家事を助ける機能性が欠けていたそうです。
デザイン性と機能性もバランスよく考えることも大切なようです。
家づくりを考えている方の参考になればうれしいです。
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